そもそもヨガとは?
体型維持やダイエットのためとはいえ、過度な運動は継続するのが難しいですよね。
そこで昨今人気を集めているのが、座ったままシェイプアップができる「ヨガ」です。
ヨガはインドの心身鍛錬の方法で、4,000~5,000年前のインダス文明の時代からあったと言われています。
精神を統一して悟りを開くことを目的にしているものですが、近年では、健康やダイエット法としてブームになっています。
最近の研究で、ヨガによって様々な痛みや機能を改善されることが分かってきているので、医学的観点からも効果が期待されています。
ヨガは有酸素運動!?
ダイエットでは、いかに効率よく脂肪を燃焼させるかがポイントになります。
脂肪燃焼に欠かせない「有酸素運動」は、小走りのジョギングでも20分以上継続しなければ効果を発揮しません。
しかし、ゆっくりとした動作のヨガでも、腹式呼吸と合わせることで、ジョギングと同じ有酸素運動ができると言われています。
呼吸と体の動きを連動させることで、体内に効率よく酸素を取り入れることができ、脂肪燃焼がスムーズになるのです。
座ったまま腹式呼吸を組み合わせるだけなので、体の負担が少なく、運動が苦手な方も継続しやすいメリットがあります。
正しい腹式呼吸の仕方
ヨガの基本となる、腹式呼吸の仕方を確認してみましょう。
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- まず自分がラクな姿勢を取り、息をゆっくり吐きます。
- 次にお腹の横隔膜に意識を集中させ、鼻からお腹を膨らますように吸い込みます。
- 最後に吸ったときの倍の時間をかけて、ゆっくり口から息を吐きだします。
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腹式呼吸をヨガのポーズと組み合わせることが、ヨガダイエットのポイントです。
女性に嬉しいヨガの効果
女性に嬉しいヨガの効果を1つずつ紹介します。
インナーマッスルが鍛えられる
ヨガは鼻から息を吸って、口からゆっくり息を吐く「腹式呼吸」がベースにあります。
息を吐くときはお腹に意識を集中させ、できるだけ長く息を吐き続けます。
お腹の奥深く、インナーマッスルに刺激を与えるので、お腹周りの下っ腹がすっきり解消されます。
腹筋より簡単に「美しいウエストライン」をつくれるなんて嬉しいですよね♪
生理痛を和らげる
デスクワークが多いと、つい猫背になりがちですよね。
姿勢が悪くなると、肩こりや腰痛の原因になってしまいます。
正しい姿勢に矯正するのは簡単ではありませんが、ヨガのポーズをとることで、体の関節を正しい位置に戻すことができます。
四つん這いの姿勢から背中を逸らす”猫のポーズ”は、腰や関節をゆるめ、身体の緊張をほぐす効果があります。
また、骨盤の位置を矯正することで、生理痛を和らげたり、便秘解消に効果があると言われています。
冷え性を改善できる
骨盤や関節を正しい位置に戻すことで、体内の血流がスムーズに流れます。
その結果、身体の隅々まで血流が届きやすくなり、冷え性の改善も期待できると言われています。
また、暖かい室内で行う「ホットヨガ」というやり方もありますが、暖かい部屋でゆっくり筋肉を動かすことで血流が改善され、新陳代謝を高めることができます。
リバウンドのしない体づくりができる
ダイエットが成功した後に気になることといえばリバウンドだと思います。
短期間での集中型ダイエットは、リバウンドが起こりやすいと言われており、ダイエットをする前よりも、太りやすい体型になりがちです。
しかし、ゆっくり長期的に取り組むヨガダイエットは、リバウンドの可能性も低くおすすめです。
ヨガダイエットは、過度な食事制限や筋肉をつけることもありません。
体のサイクルを整えて、不要な老廃物や脂肪を少しずつ減らすので、リバウンドのしにくい体づくりができます。
ヨガダイエットの効果的な時間
ヨガをするのにオススメの時間は朝と夜ですが、最も効果的な時間は『朝の起床後』と言われています。
朝
朝日を浴びながらヨガをすることで、心身ともに目覚めが良くなり、自然に活動モードに切り替わります。
また、血行促進によって代謝がアップし、痩せやすい体質にすることができます。
夜
夜については、睡眠の2時間ぐらい前にヨガを行うことで、自律神経が安定して質のいい睡眠をとることができます。
睡眠サイクルを整えたい方は、夜ベッドに仰向けになりながら取り組んでみてください。
ヨガダイエットで気を付けること
ヨガダイエットで気を付けるべきことは以下の3つです。
バランスのいい食事を摂る
ヨガはゆっくりとした動作で有酸素運動ができますが、ウォーキングやジョギングと比べ運動量も少ないため、カロリーの消費はあまり期待できません。
ヨガをするからといって、カロリーの高い食事を摂ってもよいわけではありません。
ヨガダイエットに取り組むときは、3食バランスの良い食事を心がけましょう。
食事後に行わない
ヨガは激しい運動ではありませんが、体を動かすことで腸などに刺激を与えます。
そのため、食事後にヨガをやってしまうと気分が悪くなる恐れがあるのです。
また、ヨガを行うことによって内臓の動きも活発になり、脂肪を蓄えやすい状態になります。
ヨガを20分以上行うときは、食事を終えてから2、3時間程度空けた方がいいでしょう。
長期的に継続する
ヨガは体のバランスを整えながら体型維持をはかるので、短期間では効果を実感しにくい運動になります。
ヨガダイエットを始めたときは、なかなか体重に変化がなく諦める人も多いと思います。
「体に負担をかけずに無理のない運動」がヨガになりますので、ダイエットを成功させるには継続して行うことが大事なポイントです。
ヨガダイエットで無理なくシェイプアップ!
負担をかけず簡単に有酸素運動ができることで人気のヨガダイエットです。
隙間時間に長期的に取り組むことで、ダイエットや健康に効果を発揮します!
運動が苦手な方も無理なく続けやすいので、ぜひトライしてみてください。